馬具工房として始まったエルメス

エルメスは、1837年ティエリ・エルメスが高級馬具のアトリエを開いたのが始まりです。

ティエリの高度な技術と信頼できる仕事ぶりで人気を集め、ナポレオン3世やロシア皇帝までもエルメスの作る馬具を愛用していました。
エルメスのブランドのロゴは馬がシンボルになっており、さらに人気のあるスカーフには馬車や馬具がデザインされているのです。

店主のティエリへの敬意により、現代まで受け継がれており、エルメスの基盤になってきたのです。
1880年ティエリが亡くなり、2代目となるのが、シャルル・エミール・エルメスです。
シャルルは、今まで製造や卸のみだけではなく、直接顧客へ販売するようになりました。
1892年、馬の鞭を収納して持ち運ぶ為の馬具として、サック・オータクロアを発表しました。

1990年に入ると、アメリカのフォード社が自動車の販売を開始したため、3代目に就任したエミール・モーリス・エルメスは馬車から自動車の時代になると確信していたのです。
自動車の時代になれば馬具が売れなくなると思い、革製品のバッグやベルト、財布などの作成を開始しました。

実は、2代目シャルル・エミール・エルメスのときに、鞄や財布を革製品で作ってナポレオンやロシアの皇帝に販売していたのはエミール・モーリス・エルメスだったのです。
オータクロアを作ったのも実は彼でした。

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